コツコツ小咄まとめ(2019.10/28~11/1)

2019.10/28(月)
 今週始めのコツコツ小咄。
「マルシェには、消費者の食に対する考え方を化学変化させる力があります」
「そうなんですか」
「直売(触媒)ですから」

撮影地:東京・大崎(2019.10/25)
 新しいマルシェ~ポケマル収穫祭~初日は生憎の大雨でしたが、多くの人が足を止めていました。大雨の影響で被害を受けられるなどして、来られなかった生産者の方もおられたそうです。
 ともすれば、消費者は(私も)食に利便性や価格ばかり求めがちですが、生産者と直接交流すると、食に関する考え方や行動は確実に変わります。
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2019.10/29(火)
 今夜のコツコツ小咄。
「あしたは、短角牛でも食べに行こうか」
「明日は、赤身(わが身)ね」

撮影地:東京・府中市(2019.10/14)
 毎月29日は「肉の日」だそうな。
 環境問題との関連で肉食に否定的な意見もありますが、和牛の日本短角種(主産地は岩手)は人間が食べられない野草や牧草で育てられており、地域資源の有効利用と環境保全にも貢献しています。
(今日、緒方貞子さんの訃報(合掌))
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2019.10/30(水)
 今夜のコツコツ小咄。
「日本の食料事情って、夜中のバイクの音みたいね」
「えっ、どういうこと?」
「廃棄(排気)量が気になりますから」

撮影地:東京・浅草橋(2019.9/23)
 10月30日は、法律に定められた「食品ロス削減の日」です。
 https://www.caa.go.jp/…/consumer_pol…/information/food_loss/
 浅草橋での食事会は、知り合いの生産者の方(山梨、埼玉)の食材が用いられたこともあり、食品ロスはゼロでした。
 https://food-mileage.jp/2019/09/29/blog-220/
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2019.10/31(木)
 東京・用賀で美味しいワインを頂いた今夜のコツコツ小咄。
「地元産の葡萄酒は、生産者にも消費者にも良いことばかりね」
「ワインワイン(ウィンウィン)の関係ですね」

撮影地:東京・世田谷区用賀(2019.10/31)
 地元産の葡萄を原料としたワインは美味しいだけでなく、生産者の所得向上や市街地内の貴重な農地保全等にもつながります。
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 今週最後のコツコツ小咄。
「昨夜の渋谷は、まるで農山村かと思ったよ」
「えっ、どうして?」
「仮装(過疎)ばかり」

グラフ:中堅人口の増加が著しい市区町村(トップ20位)
(拙ブログNo.179より)
 https://food-mileage.jp/2019/10/31/letter-179/
 過疎と言われる農山村の中にも、30~40歳代人口が大きく増加している小規模町村があります。その一因は、地域グルメの存在?
 良い連休を。私は久しぶりに福島を訪ねてきます。
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