昨年12月29日(月)の午後は、図書喫茶カンタカへ。自宅のある東京・東村山市と埼玉・所沢市の都県境にあります。
この日開催されたイベントは、音楽講座「なるほどクラシック」(ベートーヴェン・第九)。詳しい資料(歌詞等)が配られ、プロの音楽家の方たちによる解説と生演奏があり、最後は4楽章全体をフルトヴェングラーの名盤で鑑賞。
素晴らしい年の瀬の一日を過ごさせて頂きました。

そしてカレンダーは2026年に。もっとも和暦ではまだ霜月十三日。
四半期ごとに更新している拙ウェブサイトのカバー画像は、福島・飯舘村のものに変更(まさひこさん、今年もお世話になります)。東京電力福島第一原発事故により全村避難中の2012年3月、福島県有機農業ネットワーク主催の集会・現地見学の際に撮影した写真です。
その東電は、今月中に柏崎刈羽6号機の再稼働を予定。
(馬脚を現している)今年の賀状は、「賀状じまい」の挨拶を兼ねるものとなりました。これまでご厚誼を頂いてきた皆さまに御礼申し上げます。

今年も、妻の手作りのおせち。
お屠蘇は、これも毎年の上堰米のお酒(福島・喜多方市)で。江戸時代から続く用水路が潤す棚田でとれたお米が使われています。昨年5月、「堰浚い」ボランティアで伺った際のことを懐かしく思い出します。また昨年7月には、「本木・早稲谷 堰と里山を守る会」の大友治さんに、第2回 食と農の未来フォーラムでお話して頂きました。

これも例年通り、地元の産土神である稲荷神社に初もうで。拝殿前には子ども連れなど地元の方たちの列。
なぜか今年は、恒例の地口行灯が飾られていませんでした。残念。
昨年11月、年度途中からお借りした自宅近くの市民農園の一画、住宅の陰になることもあり、なかなか生長しません。種から植えた大根は、小さな双葉のままです。
翌2日(金)は、これも恒例ですが都内に住む娘夫妻が来てくれて、おせちを囲んで賑やかに(といっても4人ですが)お祝い。
わが家にとっては、例年と同じ平和な年明けです。

3日(土)は、今年最初の拙メルマガを配信。通巻で332号になります。
食と農とはやや外れますが、菊池事件(今月中に再審についての熊本地裁の判断が下される予定)等を紹介させて頂きました。
その後、東京・吉祥寺の映画館へ。
鑑賞したのはドキュメンタリ「手に魂を込め、歩いてみれば」。イスラエルの攻撃により廃墟のようになったパレスチナ・ガザにとどまって発信を続けるジャーナリストのファトマと、イラン人の映画監督。2人の女性が毎日のように続けたスマホ越しの会話の様子が、淡々と映し出され続けます。
戦地とは思えないような快活なファトマの笑顔が、飢餓もあって徐々にやつれ、精神的にも不安定になっていく様子。会話の合間にはファトマが撮影したガザの写真が映し出されます。そして2人が交流を始めてから約1年後の2015年4月15日、ファトマの家族7名が爆撃を受けて亡くなったとのテロップが現れ、唐突に映画は幕を閉じます。
25歳のファトマは、最期までガザの惨状を記録して世界に伝えようとしたのです。

抱えきれない思いを抱えて映画館を出ると、明るくて賑やかな繁華街。平和そうに歩く家族やカップルの笑顔。雲一つない青空には攻撃用ヘリもドローンも飛んでいません。同じ地球上にあるガザとの余りの違いに、頭がくらくらとしてきました。
それでも吉祥寺の駅前には、ガザでの戦争に反対する街頭演説をするグループの姿も。
正月早々、アメリカはベネズエラを攻撃し大統領夫妻を拘束したとのニュースが飛び込んできました。トランプ大統領によるウクライナ、パレスチナでの停戦仲介には期待していたのですが、これでは・・・
本当に「日に日に世界は悪く」なっているのかも知れません。気のせいであれはいいのですが。

追伸
第7回 食と農の未来フォーラムを、以下のとおりオンライン開催します。

・日時 2026年1月31日(土)午前10時~12時(注:午前中の開催です。)
・テーマ 「限界を迎える限界集落-消えつつある自給自足の農と里山暮らし」
・ゲスト 冨澤太郎さん(やまはた農園、山梨・上野原市西原 )
・開催方式等 オンライン(zoomを利用)、参加費1000円。
チケットを申し込んで下さった方には、終了後、アーカイブを配信予定。
ゲストの冨澤さんは横浜生まれ。東日本大震災後の2013年、26歳の時に山梨・上野原市の山間部にある西原(さいはら)地区に移住しました。地元の「師匠」たちに教わりながら野菜や雑穀を栽培し、林業、炭焼き、竹かご作り等にも携わり、さらに地元のNPOの運営、消防団活動、祭りの維持・継承、都市住民との交流活動などの面でも幅広く活躍されています。
(参考)
やまはた農園(FBページ)
https://www.facebook.com/yamahatafarm/
やまはた農園の取り組み
https://yamahatafarm.com/farm/
自分たちの食べものを生産する農業・農村の現状、リアルな山里の暮らし等に関心のある多くの方の参加をお待ちしています。
以下からお申し込みください。
https://peatix.com/event/4761668/
(ご参考)
ウェブサイト「フード・マイレージ資料室」
https://food-mileage.jp/
メルマガ「F.M.Letter-フード・マイレージ資料室通信」
https://www.mag2.com/m/0001579997
フェイスブック「フード・マイレージ資料室(分室)」
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