【ブログ】2025年夏の草刈り/田んぼの草取り(新潟・上越市大賀)

2025年の夏も、東京・東村山市中央公民館でハンセン病問題に関連する企画展示が行われました。今年は、市内にあるハンセン病療養施設・多磨全生園について学ぶことがテーマです。
 SDGs未来都市にも選定されている東村山市では、市民有志の皆さんが、深刻な人権問題でもあるハンセン病問題の解決と普及啓発のために様々な活動をされています。

今年の夏も新潟・上越市大賀へ。日頃から稲作体験等でお世話になっている集落の、総出の草刈り作業に参加させて頂くためです。
 いつもより30分早い6時30分、4名が乗車したたかった号がJRたかった馬場駅前を出発。ところが三連休初日のせいか渋滞が激しく、ようやく9時前に上里SAに到着。地元産小麦を使った肉汁うどんを朝昼兼用に頂きました。

越後湯沢IC、十日町等を経由して上越市吉川区にある「よしかわ杜氏の里」に到着したのは正午過ぎ。眩しいほどの青空です。

館内には、全国各地の酒蔵で活躍する越後杜氏、全国唯一の醸造科がある地元高校、酒米を生産している農業法人等のパネル展示も。
 ふだんは酒粕ジェラードを頂くのですが、この日は世界的にもブームらしい抹茶味をチョイス。美味です。自宅用に新酒の四合瓶も求めさせて頂きました。

 大賀に向かう途中で偶然見つけたため池には、大ぶりで多くの蓮の花が咲き誇っていました。後で調べると、馬場谷池(ばばやち)という蓮の名所だそうです。

山間部にある大賀集落の集会所(庵寺跡)に到着したのは14時過ぎ。
 さっそく、本年5月に田植えさせて頂いた田んぼの様子を見に行きました。現在、国の備蓄米もほとんど底をついてしまっていることもあり作柄が気になっていましたが、見た目はすくすくと育っています。可憐な白い花も咲かせていました。素晴らしい棚田の景観です。
 しかし道端のパイプから出ている水の量は、いつもより少ないようです。

集会所前の別の田んぼへ。
 ここ数年耕作をやめていた田んぼの一部を、地主さんにお願いして使わせて頂くこととなったのです。地面のひび割れは水不足を現していますが、それでも地主さんがホースで給水して下さっていたそうです。
 稲株の間にはコナギやオモダカ等の雑草がびっしりと茂り、水面が見えません。先に到着して作業されていたにゃんさんたちに合流し、1時間ほど草取り。残りは翌日回しですが、果たしてどこまでできるか。

 足を洗おうとして、作業ズボンのすそが血に染まっていてびっくり。裸足で作業していたためヒルに嚙まれたようです。まだ吸い付いていたヤツを手と水で払いました。出血が続いたり、腫れたりしたらいやだな~と思っていると、親切なメンバーのお一人が薬剤入りの絆創膏を下さいました。

16時過ぎにスカイとぴあ遊ランドへ。パラグライダー体験の拠点ともなっている温泉施設。玄関前には、40%節水地域の市民には無料開放中との看板も。

 大浴場の窓からは、はるか西日に輝く日本海が望めます。
 17時過ぎからの集落の皆さんの懇親会に、東京組の6名も参加させて頂きました。
 今年も(恒例の)美味しい、たっぷりの焼肉。ビールに、もちろん地元の日本酒。最後にはおむすびも。ご馳走様でした。
 会の間に地元の農家の方に伺うと、やはり今年は水不足が深刻で、数日前の雨で一息つくことができたそうです。

 集落の方たちがバスで帰られてからも、東京組は部屋で二次会。23時過ぎ間までは辛うじて記憶があるのですが(誰か盛り上がってたな~)。

翌10日(日)は5時過ぎに目が覚めて温泉へ。
 7時から朝食(昨夜の残りのおむすびも)を頂き、大賀に向かいます。しっかりとした雨になりました。作物にとっては恵みの雨です。お地蔵さまも帽子をかぶっていました。

集会所で準備をしていると、8時過ぎに集落の皆さんが三々五々集まってきました。
 各自、草刈り機や鎌、箒などを手にして、集落の一番上にある淺間社から下っていきながら、道路沿いからはみ出した草を刈っていきます。帽子をかぶって雨合羽を着ての作業でしたが、幸い、それほど蒸し暑くはありません。

7月に一度草刈りをして下さっていたのか、草も思ったほど繁茂していません。それでもクズなどの蔓は草刈り機では斬れず、時には歯に絡まってしまいます。
 後半は草刈り機は他の方にお任せし、鎌に持ち替えて蔓を切っていくことに。
 メンバーのみずかさん(今回は不参加)所有の古民家への道も草刈り。

途中で休憩。ポカリスエットがこんなに美味しいことを、毎年、実感します。
 10時過ぎにゴール地点(集落の入り口の橋)に到着。雨だったせいか、思ったより早く終了しました。

 その後、東京組は集会所前の田んぼの草取りの続き。幸い、雨はほぼ上がりました。
 ヒル対策のために靴下を履いたまま田んぼに(前日は出血もすぐに止まり、腫れることもなく、この日は噛まれることはありませんでした)。

 昨日より人数も多かったせいか、12時過ぎまでかかって何とか一通り取り終えることができました。それにしても、こんな狭い田んぼの草取りだけでこれだけの労力が必要とは。ある意味、農薬や機械の偉大さが実感されます。

コナギ(雑草)の花やイナゴ(害虫)の姿も。農薬を使わない田んぼは生物多様性の宝庫でもあります。
 着替えて(私は水もかぶって)、集落の皆様の自宅を(4軒だけですが)回ってお礼とあいさつ。今回もお世話になりました。次は来月最終週あたりに予定している稲刈りでお世話になる予定です。

いつもの松之山温泉のお蕎麦屋さんで、今回は天丼・お蕎麦付き。季節限定の新生姜の天ぷらの美味しかったこと。山菜の小鉢なども。ドライバーのたかった氏のノンアルビールはあまり美味しくなかったようです(すみません)。

 三連休の中日のせいか、帰りの関越道は比較的空いていました。三芳PAで休憩して、たかった馬場駅前で解散したのは20時前。
 たかった始め皆さん、今回もお世話になり有難うございました。無事に収穫できることを祈りたいと思います。

(ご参考)
 ウェブサイト「フード・マイレージ資料室」
 https://food-mileage.jp/
 メルマガ「F.M.Letter-フード・マイレージ資料室通信」
 https://www.mag2.com/m/0001579997
 フェイスブック「フード・マイレージ資料室(分室)」
 https://www.facebook.com/foodmileage

(ご参考2)

第3回「食と農の未来フォーラム」の開催について(8月26日(火))
 食と農を取り巻く深刻な問題の多くは「食と農の間の距離」が離れてしまっていることに起因しています。都会の一般市民(消費者)の皆さんを主な対象として、食と農の現場の課題を身近に感じ、自主的な行動変容につなげて頂くことを期待して開催する本フォーラム、去る7月23日には大友 治さん(本木・早稲谷 堰と里山を守る会、福島・喜多方市山都)をゲストにお迎えして、第2回を開催しました。

 第3回は、鈴木純子さん(ふくしまオーガニックコットンプロジェクト、いわき市)をゲストにお迎えし、「原発被災地でオーガニックコットンを育てること」(仮題)をテーマにオンライン開催する予定です。
 Peatixからお申し込みください。多くの方のご参加をお待ちしています(参加費1000円)。
 なお、Peatixを使用されない方は別途対応させて頂きます。希望される方はこちらから連絡ください。