「までい」の心、つながること。

 5月27日(金)の昼休み、文部科学省前の広場に中学生たちの元気な声が響き渡りました。
 宮城県の登米市立米山中学校3年生の皆さんです。
 登米市は内陸のため、津波の被害はほとんどありませんでしたが、隣の南三陸町からは多くの生徒が避難してきており、ボランティア活動もしてきたそうです。
 そして、東京に修学旅行に行ける自分たちにできることとして、修学旅行の最終日に募金活動をやろう、と生徒達が自ら言い出したのが、この日、実現したのです。
 生徒達の純真な気持ちは素晴らしいし、それに応えて実現にこぎつけた先生方のご苦労も大きかったものと察します。
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3.11からのリスタート

 吉田俊道さんという素晴らしい方がいらっしゃいます。
 長崎県佐世保市を拠点とするNPO「大地といのちの会」の代表として、自らも農業を営みつつ、最高のエコ+食育のツールである「生ごみリサイクル元気野菜&元気人間づくり」の普及活動を、幼稚園や小学校を中心に全国で展開されている方です。九州農政局在勤中に、大変お世話になった方です。(右は
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さいはらプロジェクト2011

 4月30日(土)、久しぶりに山梨県上野原市西原(さいはら)を訪ねてきました。
 「しごと塾 さいはら 2011」の第1弾イベントです。

 「しごと塾さいはら」については、… 続きを読む

想像すること、つながること

4月23日(土)は、久しぶりに神田のNAMIHEI(なみへい)を訪れました。「東京から故郷おこし」をコンセプトに2008年7月に開店、日本の各地域のおいしいものや郷土料理を紹介するとともに、様々な情報交換の場にもなっている、ちょっと変わった居酒屋さんです。

ここでは日頃から様々なイベントが開催されていますが、前日の金曜とこの日に開催されたイベントは、「頑張れ東北!たちあがれ陸前高田!! 続きを読む

うつくしまふくしま

 あれから1カ月が経過しました。
 しかし、未だ1万人を超える方が行方不明で、かつ福島原発事故は終息に向けた目立った前進も無く、事態は現在進行形と言わざるを得ません。言葉の軽さを痛感しつつも、被災されている方々に改めてお見舞いを申し上げるほかありません。

 東京では先週半ばから暖かくなり、桜も一気に満開となりました。

 通勤途中にあるH市立第五中学校横の桜並木です。
 ここの生徒達と先生方は、毎朝、道路を箒で掃除していて、通りがかる人にはいつも大きな声で挨拶をしてくれます。去年の秋から冬、毎日大量の落ち葉を降らせて生徒たちを困らせた桜並木は、今は生徒達を祝福するように満開の花をつけています。
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新年度のスタートです。

 東日本大震災の被災者の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
 未曾有の大災害から3週間以上が過ぎましたが、今なお被害の全貌は明らかとはならず、さらに原発事故は予断を許さない状況の中、避難所等で不安で不便な生活を強いられている方々のお気持ちを思うと、言葉も見つかりません。

 その福島原発から電気を頂いていた東京・首都圏は、震災の直接的な被害は大きくはなかったものの、計画停電や水道水の放射能汚染の影響もあり、しばらくは混乱が続き、震災以降、多くの行事やイベントが中止となりました。
 そのような中、4月2日(土)には、NPO野菜と文化のフォーラム
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京都と金沢、2都ものがたり

 3月5日の土曜日は快晴、午前中の新幹線で京都に向かいます。
 空気が澄んでいて、車窓からは富士山、伊吹山などが綺麗に見えました。静岡県や滋賀県の方が羨ましい。
 12時過ぎに京都着、時間があったのでしばし御苑を散策。梅が満開です。
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伝えるということ。

 14日(月)の夕方から15日(火)の朝にかけて、東京地方も大雪に。通勤に使っている西武S線のK駅前も雪景色。もっとも、19日(土)にお会いした金沢から来られた方に雪が積もったと言ったら、鼻で笑われましたが。
 市民農園の畑仕事もしばらくお休みでしたが、それでも雪の下、二十日大根ができていました。人間がさぼっていても、土の中では作物は育ってくれていました。

 さて19日(土)は、金沢からのお客様、金沢エコネットの中村早苗さんとの待ち合わせで武蔵小金井へ。この日は暖かく、裏道に入ると梅が満開でした。

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江戸東京野菜ミニツアー、埼玉を食べよう、で、日本の食と農は?

 2月11日(金)、3連休の初日の東京地方は、一気にこの冬のカラカラ天気の埋め合わせをするかのように、雪、雪、雪。寒い。このような本当の生憎の日に、熊本からお客様。アリアンスで「ひご野菜」の普及活動をされている西さんと、ご友人のご夫妻。江戸東京野菜の現場を見学したいということで、この日は江戸東京野菜をめぐるミニツアー。まずは大竹道茂さんに紹介いただいた小金井の
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