フロマエカフェ(from a & e café) 1周年

 2016年9月3日(土)18時過ぎに福島・檜葉町の早川住職の講演は終了。
 火照ったような頭と身体を抱え、タ 闇迫る住宅街のなかの狭い路地を本駒込から西日暮里に向かいました。
 知らない町、特に細い路地を歩くのは好きです。スマホの位置情報アプリは本当に便利です。
 20分ほどで到着したのはフロマエカフェ(from a & e café)
 名前の由来は、“from Alternative & Ethical trade...”、“from Air & Earth...”など、それに向かいに銭湯があること(風呂前)とのこと。
 東京・代々木公園で月1回(次回は9月25日 (日))、開催されている東京朝市・アースデイマーケットから派生した「縁農カフェ」です。
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 ここは、アースデイマーケットに出展されているオーガニックな食材を使った料理や飲み物を頂けるカフェで(テイクアウトも)、野菜等の直売もあります。店内はギャラリーを兼ねており、さらには、パン作りやヨガのワークショップなど様々なイベントも行われています。
 この日は特別なイベント、開店1周年記念パーティーが開催されていました。
 入れないくらい一杯かとも思ったのですか、参加者は約20名と、ほどよい人数です。
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 オーナーの冨山晋さん(アースデイマーケット事務局長)から、
  「無事に一周年を迎えられた。3年間位に感じられる長い一年だった。今日も新たなつながりをつくって下さい」等の開会挨拶。
 共同経営者のトモさんは
  「勢いで始めたお店だった結構大変だった。これからも、らせん階段のように少しずつ向上していきたい」との言葉。
 トモさん(週末農風)は、アースデイマーケットに出展している生産者の元にお手伝いに行くツアーも実施されています。
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 乾杯とスタッフの方の紹介。
 テーブルには、フロマエ特製のデリBOXパックが並べられています。
 近所に越してこられたという木村シェフが、料理の内容を説明して下さいました。
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 デリBOXパックに詰められているのは、つながりのある生産者の方から取り寄せたオーガニックな野菜等をふんだんに使った木村シェフこだわりの料理の数々。彩りも鮮やかです。
160903_15_convert_20160908064324.jpg 茨城・石岡産のビーツやケール、栃木・ 那須産のカボチャ、茨城・那珂産のカボチャ、山形産のリンゴなど。
 雑穀入りご飯は千葉・鴨川産です。
 ここでは日本酒の愛好会も開催されているそうで、そこの常連さんは日本酒を差し入れて下さいました。
 ちなみに生ビールやビオワイン、ソフトドリンク(手作り梨ジュースも)は飲み放題です。
 山梨・大月からこられたパン屋さんは、山羊のミルクが入ったパンを持参して下さいま した。
 山羊さん本人(!)もカゴに入れられて登場。たちまち子ども達の(大人達にも)人気者に。
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 会場には、日本におけるインド料理屋のはしりというお店のオーナーさんも見えられていました。
 また、ギャラリーでは降籏瑞穂さんのネパールやラオスの写真展を開催。
 地産地消にこだわるフロマエは、同時にインターナショナルでもあります。
 最後に富山オーナーから、
  「国分寺の有名なカフェは今年15周年を迎えた。自分たちもイベント等を含め、より良い店作りに努めていきたい」との挨拶を頂き、お開きに。
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 顔の見える食材を使った心のこもった食事を頂き、心も温かくなりました。ご馳走様でした。
 それにしても市民農園で土をいじることができるのも、美味しい食事を楽しめるのも、日常が平和であるからこそ。ついつい当たり前のように思ってしまいますが、実はこの日々はかけがえの無い貴重なものであることを肝に銘じておく必要があります。
 しばらくは何をしていても、早川住職の話が頭から離れそうにありません。
 【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
 (プロバイダ側の都合で1月12日以降更新できなくなっていることから、現在、移行作業を検討中です。)
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
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