コツコツ小咄まとめ(2018.6/25~6/29)

2018.6/25(月)
 東京・神楽坂で落語を楽しんだ今夜の(週始めの)コツコツ小咄。
「うちのお義父さん、ご高齢だけど仕事も家事もバリバリなの。まるで昨夜の乾選手や本田選手みたい」
「えっ、どういうこと?」
「スーパー・シュート(舅)!」… 続きを読む

【ブログ】オーボエ・お笑いコラボ、レザミ寄席

2018年6月23日(土)は雨模様。
 某大学でのイリイチ『コンヴィヴィアリティのための道具』読書会の3回目は、「スマホはコンヴィヴィアルな道具か」等をテーマとしたディスカッションなど。

翌24日(日)は晴れ。
 自宅近くに一画を借りている市民農園は夏野菜の最盛期。福島・広野町由来のコットンの芽も出揃いました。

夕方からは東京・神田へ。… 続きを読む

【ほんのさわり】岩佐勢市「食育の祖 石塚左玄物語」


 岩佐勢市「食育の祖 石塚左玄物語」(2010/3、正食出版)
 http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=05_92116606/

著者は1949年福井市の生まれ。JA厚生連に勤務されていた時、住民検診の結果(偏食、運動不足等)に愕然として食育の活動に取り組み始められました。その活動の中で地元出身の偉人・石塚左玄に巡り会い、以後、左玄の研究を続けておられます。
 現在、NPO法人フードヘルス石塚左玄塾の代表も務められています。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】食育月間


 前号(No.144)では、毎年6月は「環境月間」であることを紹介しましたが、6月は「食育月間」でもあります。

2005年6月17日に成立した食育基本法を踏まえ、食育推進基本計画(第3次計画は2016年3月決定)において、毎年6月を「食育月間」とし、食育に重点的・効果的に取り組むこととされているのです。

期間中は、関係団体、地方公共団体、国などが連携し、全国各地で食育をテーマとした多くの取組やイベントが実施されます。
 6月23日(土)~24日(日)には、大分市において、第13回食育推進全国大会が 開催され、「明治150年」特別企画シンポジウムや各種展示等が行われます。… 続きを読む

【豆知識】増加する「孤食」


 一人で食事をする「孤食」については、子どもたちの問題として取り上げられることが多いのですが、実は大人の中でも孤食が増加しています。

農林水産省「食育に関する意識調査」によると、一日の全ての食事を一人で食べることがあることは「ほとんどない」とする人の割合が73.0%、「週に1日程度ある」が5.5%、「週に 2~3日」が 6.0%となっている一方、「週に4~5日」が4.3%、「ほとんど毎日」が11.0%となっています。
 つまり、週の半分以上(4日以上)、一日の全ての食事を一人で食べている「孤食」の人の割合は15.3%となっており、これは … 続きを読む

【ブログ】コンヴィヴィアルな畑

2018年6月16日(土)は、前週に引き続き都心の某大学へ。
 先週とは一変して小雨模様。気温も上がらず寒いくらいです。

途中の公園では紫陽花が見事でした。珍しい種類(野生に近いもの?)も植えられています。

前週から始まったN先生による読書会(非公開、ロコミ)の2回目。

イヴァン・イリイチ『… 続きを読む

読書会『コンヴィヴィアリティのための道具』

2018年、関東甲信地方は6月6日(水)に梅雨入り。
 様々な色と形の紫陽花が目を楽しませてくれる季節となりました。

6月10日(土)は梅雨の晴れ間、蒸し暑い一日に。午前中に都心にある某私立大学へ。

N先生による読書会(非公開、ロコミ)の第1回目。
 テキストはイヴァン・イリイチ『… 続きを読む

【ほんのさわり】江守正多『異常気象と人類の選択』


 江守正多『異常気象と人類の選択』(2013.9、角川SSC文庫)
  https://www.kadokawa.co.jp/product/301308000810/

著者は1970年生まれの気象学者で、国立環境研究所の地球環境研究センター気候変動リスク評価管理室長。IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)第5次報告書(2013)の執筆にも参加されています。

著者は、地球温暖化問題を、近年異常気象が頻発している状況も踏まえて、「少しも大げさないい方ではなく、現代文明の運命に関わる問題」「今生きているわれわれが、現代文明の運命をどうしたらいいかという価値判断にかかわる問題」と位置づけています。

温暖化に対するいわゆる「懐疑論」については、著者は科学的には否定できるとしていますが、一方、政策論としては、対策積極派(行き過ぎた現代文明を見直すべき)と慎重派(現実主義、経済価値重視)対立しており、その解決のためには、政府(政策立案)と市民との間の信頼醸成が不可欠としています。… 続きを読む