2018.4/9(月)
週始めのコツコツ小咄。
「紡ぐのは簡単ですか?」
「いと(糸)、難し」
撮影地:二ツ沼総合公園(福島・広野町、2018.4/8)… 続きを読む
【ブログ】「Present Tree in ひろの」交流イベント
2018年4月8日(日)。気温はやや低いものの好天に恵まれました。
朝7時過ぎの新宿から、福島・広野町に向けて1台の大型バスが出発しました。
2016年1月にスタートした「Present Tree … 続きを読む
【ほんのさわり】藤原辰史『稲の大東亜共栄圏』
藤原辰史『稲の大東亜共栄圏』(2012.9、吉川弘文館)
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b102877.html
本欄で藤原先生(京都大人文科学研究所准教授、農業技術史)の著書を紹介するのは、 No.136(2018.1/31)の『戦争と農業』に続いて2冊目です。
本書では、20世紀前半に日本が植民地支配を強めていく過程で、品種改良が植民地統治に重要な役割を果たしたことが明らかにされています。… 続きを読む
【オーシャン・カレント】ふくしまサポーターズクラブ2018
NPO法人 福島県有機農業ネットワーク(ふくしま有機ネット)は、福島県内の有機農業に関わる農業者、消費者、研究者、技術者、農業団体や行政などが連携し、有機農業のさらなる発展を目指すネットワークで、有機農業者同士の技術交流、生産者と消費者との交流事業等に取り組んでいます。
そのふくしま有機ネットが 2018 年度から新たにスタートさせる取組が「ふくしまサポーターズクラブ」です。… 続きを読む
【豆知識】地産地消のCO2削減効果(学校給食)
今回は、地産地消の取組が有する輸送に伴う二酸化炭素の削減効果について、事例に則して紹介します。
地産地消の取組み(なるべく近くでとれたものを食べる)は、消費者サイドには新鮮で安価な食材の入手や「顔の見える関係」による安心感の確保、生産者サイドには少量多品種生産でも現金収入が得られ地域の活性化にもつながる等のメリットがありますが、さらに、輸送に伴う環境負荷を削減する面でも有益です。
この効果は、フード・マイレージの考え方を応用すると簡単に定量的に試算することができます。
今回、取り上げるのは学校給食の事例です。近年、食育の一環としても、学校給食に地元産の食材を活用する取組みが盛んになっています。
埼玉県下のある中学校(生徒数約 … 続きを読む
【メルマガ】F.M.Letter No.140
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.140◇
2018年3月31日(土)[和暦 如月十五日]発行… 続きを読む
コツコツ小咄まとめ(2018.4/2~6)
2018.4/2(月)
そこはかとなく物哀しい週初めのコツコツ小咄。
「桜が散るのを見てると、出世できない我が身が哀しくなってくるよ」
「えっ、何でですか?」
「ひら、ひら(平、平)」… 続きを読む
【ブログ】閉じられる場。そして新たなスタートへ。
2018年3月31日(土)。
(私は何も変わりませんが)何となく慌しい年度末は、春を過ぎて初夏のような陽気になりました。
午後から東京・神田へ。
賑やかな駅前繁華街から徒歩5分ほど、ガード下に近い路地に全国うまいもの交流サロン・なみへい… 続きを読む
コツコツ小咄まとめ(2018.3/26~30)
2018.3/26(月)
今週最初のコツコツ小咄。
「どうやら彼の頭の中は、宴会のことで一杯のようだね。まるで芸能人だね」
「えっ、どういうことですか?」
「花見(歯並み)が命ですから」… 続きを読む
【ブログ】おむすび上映会「生きてこそ」
この土日は福島関連の「美味しい!」イベントをハシゴ。
前日の福島・川内村の地酒「歸宴(かえるのうたげ)」お披露目会に続き、2018年3月25日(日)は東京・豊島区西巣鴨の大正大学へ。
この日も好天、気温も上昇(花粉も大悲惨!)… 続きを読む
【ブログ】福島・川内村の地酒「歸宴(かえるのうたげ)」お披露目会
【ブログ】「中田哲也さんに聞く『フード・マイレージ』と『新版』刊行おめでとうの会」
【ほんのさわり】大和田 新『大和田ノート』
大和田新『大和田ノート-伝えることの大切さ 伝わることのすばらしさ』(2016.8、福島民報社)
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E5%92%8C%E7%94%B0%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88-%E5%A4%A7%E5%92%8C%E7%94%B0-%E6%96%B0/dp/4904834348
「東日本・津波・原発事故大震災」(注:大和田さんは東日本大震災をこのように呼ばれます。)から、丸7年が過ぎました。
しかし、被災された方々に節目はないそうです。震災から3ヶ月後の日に被災者の方にインタビューした大和田さんは、「震災から何ヶ月、何年という区切りはマスコミが勝手に作っているだけ。あなたは恥ずかしくないか」と言われたそうです。… 続きを読む
【オーシャン・カレント】なみへい、たまTSUKI、番來舎
今月一杯で、私にとって大切だった3ヶ所の「場」が閉じられます。
まずは、全国うまいもの交流サロン・なみへい(東京・神田)。
川野真理子さんが「東京から故郷おこし」をコンセプトに2008年7月にオープンした飲食店で、美味しい月替わりの特選コース料理や地酒を何度も堪能しました。
4月以降は、この場は地域PRイベント等の拠点として活用するとともに、川野さんご自身も積極的に地域に足を運ばれる予定とのことで、現在、セカンドステージに向けて「なみへい応援団」の会員募集中です。
3月29日(木)と31日(土)にはイベント「なみへい感謝のラストラン」が予定されています。川野オーナーや山本料理長、スタッフの皆さまに感謝の気持ちを伝えるための多くの人で、賑わうものと思われます。… 続きを読む
【豆知識】 食料輸送に伴う二酸化炭素排出量の推計
これまで数回にわたって紹介してきた日本の輸入食料のフード・マイレージの大きさに表れているとおり、私たちの食は、遠隔地から輸入した大量の食料により成り立っています。
(例:輸入食料のフード・マイレージ(総量)の国際比較)
http://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2018/01/89_FM.pdf
遠隔地からの大量の食料輸入は、その輸送の過程で二酸化炭素を排出し、地球環境に負荷を与えています。今回は、その大きさの定量的な把握を試みます。
まず、日本国内における食料輸送(輸入食料の国内輸送分を含む。)に伴い排出される二酸化炭素の量は、部門別の二酸化炭素排出量、国内の貨物流動量に占める食料のシェア等から試算すると、約900万トンと試算されます(リンク先の図 … 続きを読む