【ブログ】みかん農家のお手伝い(愛媛・宇和島市吉田町)

32018年9月22日(土)は3連休初日。満席のJAL433便は、定刻9時55分に小雨模様の羽田を出発。
 途中から天候は回復。瀬戸内の島々を眺めているうち、ほぼ定刻の11時20分に愛媛・松山空港に到着。

早い便で着いていた大塚洋一郎さん(NPO 農商工連携サポートセンター続きを読む

【ブログ】市民科学談話会(原発事故と飯舘村)

2018年9月12日(水)の終業後は、東京・湯島の市民科学研究室(市民研)へ。リビングサイエンス(生活者にとってよりよい科学技術)の研究・提言を行っているNPOです。

昨年11月に移転した新しい事務所に来るのは初めてだったのですが、途中、寄り道して神田明神に参拝などしているうちに道に迷ってしまい、19時を数分回って到着。

市民科学談話会「… 続きを読む

コツコツ小咄まとめ(2018.9/10~14)

2018. 9/10(月)
 東京・神楽坂で広島にボランティアに行っておられた方の報告をお聞きした今夜のコツコツ小咄。
「昭和19年の9月9日は忘れられん。学生だったのに軍需工場に動員されんじゃ」
「重陽(徴用)の節句だったんですね」… 続きを読む

【ほんのさわり】原田信男『コメを選んだ日本の歴史』

-原田信男『コメを選んだ日本の歴史』(2006/5、文春新書)-
 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166605057

1949年生まれの著者の専門は生活文化史で、食文化についても多くの著作があります。本書は、日本の歴史を通して、いかに米が大きな役割を果たしてきたかを明らかにしています。

弥生時代に渡ってきた水田稲作システムは、日本の人口や社会に大きなインパクトを与えました。
 その生産力の高さにより社会的剰余を生み出すことで、クニ(古代国家)の形成が始まり、やがて激しくなった戦争(軍事力の背景にも米がありました。)を経て統一国家(ヤマト政権)が成立します。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】柏木智帆さん

柏木智帆(かしわぎ・ちほ)さんは神奈川県の出身。新聞記者としてお米やお米文化についての取材活動を続けるうち、「これはただの農産物ではない」とお米に魅せられていきます。

ついに「現場を知らずに記事を書くのはもどかしい」と8年勤めた新聞社を脱サラ、千葉県の営農組合に転職されました。ここで米生産の作業を学び、翌年には「無謀にも」(本人談)独立、45アールの水田で機械も農薬も使わずに米生産に取り組みます。
 また、中古車を改造して炊飯器を積載、おむすびの移動販売も始められます。しかしキッチンカーが故障で廃車になったこともあり、改めて「米の消費拡大のために自分だからできることをやっていこう」と考え、鍬を再びペンに持ち替えました。
 現在はフリーランスの「お米ライター」として活躍中です。

お米を中心とした日本の食文化の再興、お米の消費拡大等をテーマに、新聞、雑誌、ネット、ラジオ等の媒体を通して、あるいはワークショップの講師等として、積極的に情報発信されています。… 続きを読む

【豆知識】1人当たり米収穫量の長期推移

前号では、日本における水稲収穫量の長期的な推移を紹介しました(リンク先の図104の橙色の折れ線)。
 http://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2018/08/104_kome.pdf

1933年頃までは収穫量は順調に増加しましたが、戦争の影響により伸び悩むようになり、終戦の年の1945年には一気に落ち込みました。戦後に入ると一転して増加しますが1967年にはピークを迎え、その後は生産調整が実施されるようになったこと等により右肩下がりで推移しています。

一方、日本の人口はこの間ほぼ一貫して(1945年を除いて)増加し、2009年には 1883年の … 続きを読む

【ブログ】めいこさんボラ報告会

2018年9月10日(月)の終業後は東京・神楽坂へ。生憎と強い雨になりました。

JR飯田橋駅から徒歩10分ほど、坂の途中にあるビルの3階にコミニュケーションバー「レザミ」はあります。
 U字型のゆったりとしたテーブルと椅子、大型モニターやパソコン等もある快適な場で、定期的に落語会も開催されています(… 続きを読む