新聞から

本日付けの日本経済新聞から雑感的に。

 

やはり心配なのは宮崎県の口蹄疫。感染の見つかった農場数は増えていますが、何とかこのまま地域的に封じ込められることを祈るしかありません。大事に育ててきた牛や豚を殺処分する農家の皆様の無念さを思うと、言葉もありません。

ただ、口蹄疫はあくまで家畜の伝染病で、仮に感染した家畜の肉を食べても人にうつることはない(実際には出荷もされていません)という意味で「食の安全」の問題とは違います。この点は多くの消費者も理解していただいているようで、2004年に鳥インフルエンザ(これも家畜伝染病です。)が国内発生した時のような混乱はみられないことは救いです。食肉の供給にも大きな影響は無いようです。

今後、感染経路の特定等が重要になってきますが、この問題の背景には、日本の畜産の飼料自給率は26%(2008年)に過ぎないという事情があります。家畜衛生の面からも、なるべく国内の飼料(飼料米も含め。)で生産できるようにしていくことが求められます。 … 続きを読む

たべものがたり―食と環境 7の話


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山本良一氏監修。「食」を見つめ、地球環境の大切さを豊富な写真やイラストとともに綴るビジュアル・エコブック第3弾で、「空飛ぶ食べもの」の章で管理者も寄稿しています。
また、本書は全国の小中学校等に寄贈するプロジェクトが行われています。このプロジェクトは、2009年度「FOOD ACTION NIPPONアワード優秀賞」(コミュニケーション・啓発部門)を受賞ました。
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食べ方で地球が変わる フードマイレージと食・農・環境


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作家の山下惣一氏(佐賀県唐津市在住)の感性溢れる文章と、気鋭の農業経済学者である鈴木宣弘氏(東京大学農学部大学院教授)の理論的な分析のはざまに埋もれるように、管理者も共編著者の一人としてフード・マイレージの紹介をしています(内容は前掲本のダイジェストです)。バーチャル・ウォーターなど、食と環境との関わりに関する他の著者による論文も所収しています。

コンビニ弁当16万キロの旅―食べものが世界を変えている


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「コンビニ弁当探偵団」著。子どもにも分かりやすい文章とイラストで、コンビニ弁当を素材に身近な食べ物がどこから来ているか等について解説しています。管理者も編集協力者としてイラストつきで登場していますが、このイラストはあまり似ていないと個人的には思っています。