訪ねて下さり有難うございます。

フード・マイレージとは、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標。この単純な数値が、私たちの身近な食生活と地球環境問題との関わりについて気付くきっかけとなります。
 また、産地や生産者のことに思いを馳せるよすがともなります。

本サイトは、フード・マイレージ指標を参考にしつつ、より豊かな未来の食の実現に向けて、食べ物や農林水産業についてともに考えるために、開設したものです(主宰者が個人で運営しているものです)。

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新着情報

以下には記事を新着順に掲載してあります。カテゴリー毎の記事は上の「メニュー」からご覧下さい。

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【オーシャン・カレント】図書喫茶「カンタカ」

【ポイント】
 武蔵野の原風景をモチーフにした快適なカフェは、様々なイベントの開催も通じて、地域の方たちの集う貴重な場となっています。

東村山市と所沢市の都県境にある図書喫茶「カンタカ」は、開店して6年目に入りました。武蔵野の雑木林や地域を流れる柳瀬川の自然をテーマにしたカフェで、店名はジブリ映画の登場人物(カンタとアシタカ)に由来するとのこと。
 大きな窓からあまねく光が降り注ぐ店内。不揃いなテーブルは雑木林の多様性を、石のレジカウンターは河原をイメージしているそうです。
 壁一面の棚を埋め尽くす4万冊の書籍はオーナーの肥沼位昌(こいぬま・のりあき)さんの蔵書で、店内で自由に手に取って読むことができます。地域の歴史書や絵本も多く、2階にはキッズスペースもあります。… 続きを読む

【豆知識】「規模拡大が進展」の実態

【ポイント】
 大規模経営のシェアが過半となりましたが、これは全体の耕地面積が大きく減少していることを反映したものであり、必ずしも順調に規模拡大が進んでいるとは言えません。

昨年11月に農林水産省が公表した資料「2025年農林業センサス結果の概要(概数値)」には、「経営耕地面積20ha以上の農業経営体の面積シェアが初めて5割を超えるなど、規模拡大が進展」とあります。
 リンク先の図332は、この根拠となっている経営耕地面積規模別にみた経営耕地面積について、10年前、5年前と比較したものです。大規模経営の面積は縦軸の右側、それ以外の経営の面積は左側に図示してあります。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2026/01/332_census2.pdf続きを読む

【ブログ】2026年の始動はヒナタバー、きっかけ食堂から

2026年1月6日(火)から1泊2日で静岡・伊豆熱川へ。これまで正月旅行はあまり行ったことはなかったのですが、これも退職して時間ができた恩恵かも知れません。

 JR踊り子1号は品川を9時8分発、11時11分に伊豆熱川着。幸いこれ以上ないほどの晴天に恵まれました。お目当てだった海鮮料理屋さんはまだ正月休み中、隣の食堂でカレー蕎麦を(ビールも)頂いて海岸へ。

 いくつもある源泉の櫓からはもうもうと湯気、硫黄も。
 なんと太田道灌の銅像がありました。道灌が熱川温泉を開いたという伝説はたぶん史実とは異なりますが、いかに道灌が人気があるかを再認識。大河ドラマも秀吉なんかばかりではなく、道灌(あるいは三好長慶など)を主役に取り上げて頂きたいと熱望。

天気晴朗になれど、打ち寄せる波。伊豆大島(デカい)を眺めながら足湯でー休み。 … 続きを読む

【ブログ】2026年の世界は・・・

昨年12月29日(月)の午後は、図書喫茶カンタカへ。自宅のある東京・東村山市と埼玉・所沢市の都県境にあります。

 この日開催されたイベントは、音楽講座「なるほどクラシック」(ベートーヴェン・第九)。詳しい資料(歌詞等)が配られ、プロの音楽家の方たちによる解説と生演奏があり、最後は4楽章全体をフルトヴェングラーの名盤で鑑賞。
 素晴らしい年の瀬の一日を過ごさせて頂きました。… 続きを読む

【ほんのさわり331】2025年の振り返り(敬称略)

「令和の百姓一揆」関連では、実行委員会代表の菅野芳秀『生きるための農業 地域をつくるための農業』[No.309]、田中優子『一揆を通して社会運動を考える』[No.310]、幕末の世直し一揆を扱った小説・青山文平『下垣内教授の江戸』[No.314]を紹介。
 成田闘争にも参加した小泉英政『土と生きる-循環農場から』[No.326]、中世の宗教改革に先立つフランツ『ドイツ農民戦争』[No.328]も取り上げました。

米の関係では、30年以上前の論調がまったく古びていない井上ひさし『コメの話』[No.318]、お米への愛がてんこ盛りの柏木智帆『知れば知るほどおもしろい お米のはなし』[No.317]を紹介。… 続きを読む

【オーシャン・カレント331】2025年の振り返り

「令和の百姓一揆」は、いかに多くの市民・消費者が賛同し参加するかが重要であること[No.309]、一揆の本来の意味には武力による階級闘争や革命というイメージはなかったこと[No.310]を紹介。

「令和の米騒動」に関連して、消費者の理解と実践が必要であること[No.308]を前提に、米の収穫量調査[No.312]、作況指数[No.313]、政府備蓄米[No.314]、いわゆる「減反政策」[No.317]、10a当たり収量の前年比見込みとともに唐突に作況指数が廃止されたこと[No.324]についても取り上げました。
 米の価格については、相対取引価格が過去最高値となったこと[No.325]、小売段階と生産者段階との間の大きな格差[No.319]、「高騰」後でもお茶碗一杯分の米の値段は約70円であること[No.318]を紹介しました。
 また、増産に舵を切った政府の米政策についても取り上げましたが[No.322]、政権が変わり今後は不透明です。

原発被災の関連では、原子力被災自治体における住民意向調査(半数が帰還の意向なし)[No.311]、中間貯蔵施設の現状と今後[No.321]、ほぼ一貫して低下を続けてきた福島県等の食品の購入をためらう人の割合が上昇に転じたとのアンケート調査結果[No.323]を紹介。… 続きを読む

【豆知識331】2025年の振り返り

3月に東京でも行われた「令和の百姓一揆」の背景として、食料自給率が長期的に低下してきた最大の要因は消費者の食生活(食の選択)の変化にあること[No.313]、都市部の食料自給率は極めて低い水準にあること(東京都はカロリーベースで0%)[No.312]、日本の農業生産を支える基盤(担い手、農地)は急速にぜい弱化していること[No.314]を紹介。11月に公表された新しいセンサスでは、担い手数は経済の高度成長期を上回る減少率を示していることも明らかになりました[No.330]。

米も大きなテーマでした。
 昨年(2024年)は、米の生産が増加すると同時に価格が上昇し[No.308]、消費量も増加に転じる[No.317]という転機になった年であったことを紹介。
 それでも小規模層では赤字で[No.319]、全体としても経営収支は厳しい状況にあること[No.325]。就業者一人当たり純生産をみても第一次産業は他産業に比べて4分の1程度の低い水準で推移していること[No.310]のデータを紹介。
 また、現在の日本の1人当たり米の収穫量は深刻な飢餓に直面していた1940年代に比べて約半減していることも指摘しました[No.322]。… 続きを読む

【ブログ】竹の伐り出しと大豆のよろげ(2025年最後のしごと塾、山梨・西原)

2025年12月21日(日)、冬至の前日は山梨・上野原市西原(さいはら)へ。
 さいはらの手仕事を学ぶために10年以上にわたって西原に通っている「しごと塾さいはら」の、2025年最後のプログラムです。
 JR中央線で東京・高尾から3駅目・上野原駅前を8時45分発の富士急行バスに乗車、1時間ほどで西原(原バス停)に到着。ちなみに途中から私たち4人の貸切り状態でした。… 続きを読む