訪ねて下さり有難うございます。

フード・マイレージとは、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標。この単純な数値が、私たちの身近な食生活と地球環境問題との関わりについて気付くきっかけとなります。
 また、産地や生産者のことに思いを馳せるよすがともなります。

本サイトは、フード・マイレージ指標を参考にしつつ、より豊かな未来の食の実現に向けて、食べ物や農林水産業についてともに考えるために、開設したものです(主宰者が個人で運営しているものです)。

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新着情報

以下には記事を新着順に掲載してあります。カテゴリー毎の記事は上の「メニュー」からご覧下さい。

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【ブログ】堀内ゼミ(3)シェア奥沢開設11周年スペシャル

2024年7月7日(日)。今年の七夕は雨にたたられることはありませんでしたが、猛暑が続きます。
 自宅玄関脇のプランターでは、今年もカサブランカが大きな花を咲かせてくれました。

東京・自由が丘へ。
 いつもは気持ちのいい緑道のベンチも、猛暑の中、さすがに座っている人は多くはありません。
 久しぶりに… 続きを読む

【ブログ】人口減少下の農村ビジョンを考える(中山間地域フォーラム シンポジウム)

2024年7月6日(土)。
 12時30分まで世田谷区経堂でのCSまちデザイン市民講座(食料危機・渡辺研司先生)に参加した後は、急いで文京区弥生の東京大学に移動(それにしても暑いな~。はあはあ)。

 13時30分から農学部弥生講堂一条ホールで開催されていたのは、… 続きを読む

【ブログ】絵空事ではない日本の食料危機(CS市民講座・渡辺研司先生)

職場至近にある東京・日比谷公園では、二重咲きのキキョウが咲き揃っています(初めて見たような気がします)。

 2024年7月6日(土)は、東京・経堂にある生活クラブ館へ。この日も午前中から異常な暑さ。梅雨明け前にもかかわらず、連日、猛暑が続いています。

 この日10時30分から開催されたのは、NPO法人 コミュニティスクール(CS)まちデザイン続きを読む

食と農の市民談話会-今後の予定と開催実績

「食と農の市民談話会」は、食(食卓、消費者、都会)と農(産地、生産者、農村)の間の距離を縮め、顔の見える関係づくりを目的とした取組みです。
 今後の開催予定及び開催実績は以下の通りです。
 (今後の予定については、決定次第、追加掲載していきます。)

【今後の予定】Season … 続きを読む

【寄稿】アリ地獄の中の選挙戦(日刊アグリ・リサーチ、2024.7/3)

(画像をクリックすると拡大します。)

2024年7月3日付の『日刊アグリ・リサーチ』(農業情報調査会発行)にコラムを掲載して頂きました。
 全国平均で過去最低を更新した合計特殊出生率を都道府県別にみると、東京都をはじめとする大都市部ほど低くなっています。… 続きを読む

【ほんのさわり】河合雅雄『子どもと自然』

−河合雅雄『子どもと自然』(1990/3、岩波新書)−
 https://www.iwanami.co.jp/book/b267932.html

【ポイント】
 著者は、子ども時代には、36億年もかかって創り出された様々ないのち(自然)の中に自分を位置付けて考える機会が必要としています。

著者は1924年兵庫県生まれの霊長類学者。京都大学名誉教授、(財)日本モンキーセンター所長等を歴任し、2021年に逝去されました。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】「都市アリ地獄説」

【ポイント】
 歴史人口学者の速水 融氏は「大都市は周辺の地域から人を引き付けておいて高い死亡率で人を殺してしまう」という「都市アリ地獄説」を唱えています。

以前にも紹介しましたが、歴史人口学者の速水 融(あきら)氏が唱えているのが「都市アリ地獄説」です。… 続きを読む

【豆知識】出生率と都市化との関連

【ポイント】
 全国平均で過去最低を更新した合計特殊出生率は、東京都をはじめとする大都市部では特に低くなっています。

本年(2024)6月5日(水)、厚生労働省は「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況」を公表しました。
 それによると、出生数は過去最低で17年連続で死亡数を下回るなど人口減少のペースが加速していることが明らかになり、また、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」(以下、「出生率」)は1.20となり、過去最低を更新しました。
 出生率低下の原因には様々なものあると考えられますが、リンク先の図294は、出生率と、市街化区域内にある世帯の割合を都道府県別に示したものです。… 続きを読む

【ブログ】ゆるみと脱成長(髙坂勝さん おはなし会)

自宅近くに一画を借りている市民農園。
 ゴマは密植し過ぎたせいか、草丈が伸びないまま花が着き始めました。コットンも大きくなりません。あれだけ獲れたキュウリはほぼ終了。枝豆は豊作です。

下左の写真は東村山市を南北に貫く府中街道。ほぼ往古の鎌倉街道上道に沿っており、写真の奥の方には、鎌倉に攻め上る新田義貞が幕府軍を破った久米川古戦場址があります。

 その府中街道沿いに、緑に囲まれた古民家があります。ここが「縁ひらく庭・百才続きを読む

【ブログ】エコキッズプラン「地産地消/フード・マイレージ」(東久留米市)

2024年6月22日(土)は好天。自転車でお隣の東京・東久留米市探検へ。
 黒目川の上流にある柳窪天神社の境内には、柳久保小麦の説明板があります。強い香りとコシがあり屋根ふきにも使われるなど、戦前には広く栽培されていたものの、戦時中にはいったん消滅した等とあります。

 その柳久保小麦は、昭和の終わりに農林水産省の研究所に保存されていた種子から復活され、市や商工会、農家グループにより「まちづくり」にも活用されていると聞いていました。

ちなみに下の左の写真は、2011年に東久留米市内で頂いた柳久保小麦のうどん。
 市内には現在も麦畑が残っており、ほとんど収穫は終わっていました。… 続きを読む