気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2021年8月に発行した第6次評価報告書(AR6 WG1)では、「人為的な温室効果ガス排出量の増加が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」とされています。
リンク先の図230は、世界の経済部門別の温室効果ガス(GHG)排出量の構成比を示したものです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2021/11/230_GHG.pdf
これによると、世界のGHG排出量は全体で520億トン(二酸化炭素換算)となっており、うち一次産業(「農業」及び「林業その他の土地利用」)のシェアは23%と、全体の約4分の1を占めています。… 続きを読む