【メルマガ】F.M.Letter No.244

先日、登録下さっている読者の皆様に以下の拙メルマガを配信させて頂きました。
 なお、本ウェブ掲載にはタイムラグがあり終了してしまったイベント等もありますので、よろしかったら以下から登録(無料)して頂ければ幸いです。
 https://www.mag2.com/m/0001579997.html
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◇フード・マイレージ資料室 … 続きを読む

【ブログ】水俣と福島-311子ども甲状腺がん裁判

2022年6月11日(土)は曇り。やや蒸します。

久しぶりに東京・池袋の立教大学へ。会場のタカッターホールの前には、12時30分の開場前から行列ができていました。
 この日開催されたのは「水俣と福島」と題するイベント。映画「MINAMATA」の上映と「被ばくと子どもたちの甲状腺がん」についてのトークです。… 続きを読む

【ブログ】2022年6月の「今夜もご機嫌@銀座で農業」

2022年6月6日(月)の梅雨入り以降、東京地方は雨がちで肌寒い日が続いています。時候は二十四節気の芒種(ぼうしゅ。稲などの穀類の種を播く季節)です。

 9日(木)も雨が落ちてきそうな曇り空。
 終業後、お茶の水駅聖橋口で開催されているサンクレールマルシェへ。毎月第2・第4の木・金曜日、全国各地のこだわりの特産品などが販売されています。… 続きを読む

【ほんのさわり】西川芳昭『食と農の知識論』

−西川芳昭『食と農の知識論-種子から食卓を繋ぐ環世界をめぐって』(2021/2、東信堂)−
 https://www.toshindo-pub.com/book/91638/

1960年、奈良県の採種農家に生まれた著者は、大学で作物遺伝学を専攻し、現在は龍谷大学において、重要な遺伝資源である種子の持続可能な保全と利用方法等について社会経済的な観点から研究されています。

近年、SNS等において不安を煽るような誤った断片的な情報が氾濫しています(在来種の自己増殖が禁止される、多国籍企業による遺伝子組み換え種子に席巻される、かびないパン、食べてはいけない・・・等々)。そして、これらに騙され信じる人が増えていることを著者は強く憂慮しているとのこと。
 例えば、主要農作物種子法の廃止や種苗法改正に反対する主張には、科学リテラシーや法律知識が不足しているものが多く、なかには明らかに非科学的なデマ(問えばF1が少子化につながる等)もあると著者は指摘します。… 続きを読む

【ブログ】湘南小麦刈り体験(麦踏み塾、神奈川・伊勢原市)

自宅近くに一画を借りている市民農園では、春夏野菜がすくすくと育っています。キュウリは最初の収穫も。
 初めて植えたズッキーニは大きな葉っぱと花。実が太くなってきました(面白いな)。

2022年6月5日(日)は曇り空の下、神奈川・伊勢原市へ。
 初めて伺いましたが、実は私にとって「聖地」の一つです(後述)。

この日は「… 続きを読む

【オーシャン・カレント】高値が続くたまねぎ

農林水産省は、毎週、小売店における主な野菜価格の動向を調査し公表しています。
 具体的には、キャベツ、ねぎ、レタス、ばれいしょ、たまねぎ、きゅうり、トマト、にんじんの8品目を対象に、毎週1回、各都道府県10店舗の量販店(全国470店舗)を調査員(農林水産省が委託する民間調査機関の調査員)が訪問して調査しているものです。

去る5月24日に発表された最新の調査結果によると、5月16日の週(16〜18日)のたまねぎの小売価格(全国平均)は1kg当たり550円と、前週に比べると5%低下したものの、平年(過去5年平均)の2.2倍という高い水準で推移しています。
 これは、最大の産地である北海道において、昨年夏の干ばつの影響で収穫量が減少したことに加え、後続産地である佐賀など西日本産地においても低温や干ばつの影響で肥大が進んでいないためです。また、作付けを中止した高齢農家等が多かったことも影響しているとも言われています。
 さらに、輸入価格についても、最大の輸入相手国・中国のロックダウンの影響により上昇しています。… 続きを読む

【豆知識】農産物価格と生産資材価格の推移

輸入食料(及び輸入食料を原料とした加工品)の値上げが続くなか、国内農産物の価格は総じて低迷が続いていますが、一方で、国内の農業生産に必要な資材の価格は上昇しています。
 リンク先の図243は、国内の農産物価格指数と農業生産資材価格指数の推移を示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2022/05/243_kakakusuii.pdf
 
 これによると、2022年3月の農産物価格指数(2015年=100)は総合で111.3と、近年ほぼ横ばいで推移しています。
 しかし米については、2019年頃に比べると20%以上低下しており、逆に野菜価格については、最近、上昇がみられます(次の「オーシャン・カレント欄」参照)。… 続きを読む

【メルマガ】F.M.Letter No.243

去る2022年5月30日(金)[和暦 皐月朔日]、登録下さっている読者の皆様に以下のメルマガを配信させて頂きました。
 なお、ウェブ掲載にはタイムラグがあるため終了してしまったイベント等もありますので、よろしかったら以下から登録(無料)して頂ければ幸いです。
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【ブログ】食と農の未来を考える〜青梅から〜

2022年5月21日(土)は雨模様のなか、東京・青梅へ。
 JR青梅駅のホームには、何ともレトロな木造の待合室。通路の壁面は昔の映画のポスター。駅前の通りにもレトロな建物が並んでいます。

その通りを6分ほど歩いたところに、対照的に近代的な建物が現れました。ネッツたまぐー(文化交流センター)です。… 続きを読む

【ほんのさわり】アキノ隊員『ぼくたち、ここにいるよ』

−アキノ隊員(写真・文)『ぼくたち、ここにいるよ−高江の森の小さないのち』(2017.8、影書房)−
 http://www.kageshobo.com/main/books/bokutachikokoniiruyo.html

作者の宮城秋乃さんは、沖縄・うるま市の浜比嘉島出身のチョウ研究家(日本鱗翅学会・日本蝶類学会会員)。
 本書では、県北部・やんばる地方(2021年、世界自然遺産に登録)の森にくらす生きものたちの姿が、美しい写真と分かりやすく楽しい文章で紹介されています(子どもでも読みやすいように、ルビも振られています)。

日本最小クラスのチョウであるリュウキュウウラボシシジミの交尾、産卵、ふ化、羽化などの連続写真は、息をのむような繊細な美しさがあります。オキナワカブトムシ、オオシマゼミ、ナミエガエル、オキナワハイ(色鮮やかな毒蛇(怖い!))など、次々と珍しい生きもののたちが現れ、ページをめくるのが楽しみになります。… 続きを読む