
2023年7月11日付の『日刊アグリ・リサーチ』(農業情報調査会発行)に、3回目のコラムを掲載して頂きました。
1961年の農業基本法制定時(強行採決、徹夜国会等)に比べて、現在の食料・農業・農村基本法見直しに関する論議の盛り上がりがあまりにも低調であることについて問題提起しています。民主主義一般の議論に引き延ばしたのは、我ながら、やや「盛り過ぎ」ですが。
以下は農水省HPの関係ページです。ぜひ多くの方から質問や意見を寄せて頂けることを期待します。… 続きを読む

-より豊かな未来の食のために-

2023年7月11日付の『日刊アグリ・リサーチ』(農業情報調査会発行)に、3回目のコラムを掲載して頂きました。
1961年の農業基本法制定時(強行採決、徹夜国会等)に比べて、現在の食料・農業・農村基本法見直しに関する論議の盛り上がりがあまりにも低調であることについて問題提起しています。民主主義一般の議論に引き延ばしたのは、我ながら、やや「盛り過ぎ」ですが。
以下は農水省HPの関係ページです。ぜひ多くの方から質問や意見を寄せて頂けることを期待します。… 続きを読む
2023年7月。九州など西日本では記録的な豪雨が続く一方で、関東地方では猛暑日も。
家の近くを散歩していると、突然、何かが目の前にポトリと落ちてきました。見ると、タマムシ。指で突くとひっくり返りました。裏(腹)側も鮮やかな色彩です(ごめんなさい)。

自宅近くに一画を借りている市民農園。
今年も日本の気候・風土の植物生産力の高さを思い知らされています(雑草でジャングル状態)。
キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、ししとう、オクラなど夏野菜が真っ盛り。… 続きを読む

−堤 未果『ルポ 食が壊れるルポ-私たちは何を食べさせられるのか?』(2022.1、文春新書)−
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166613854
著者は東京生まれ。ニューヨーク州立大学で学位を取得した後、国連、証券会社での勤務を経て、現在は国際ジャーナリストとして貧困問題や公共政策等について鋭い警鐘を鳴らし続けています。… 続きを読む

今関麻子(いまぜき・あさこ)さんは千葉市のご出身。小学生の頃から環境や食の問題に関心があり、千葉大学食料資源経済学科在学中には、仲間と学生居酒屋「あるばか」を共同出資でオープンされました(私も何度か伺いました。今関さん達の卒業後も何代か続いていましたが、残念ながら2019年に閉店)。
卒業後、生協での品質管理業務や食育プログラムを扱うヘルスケア等に携わっておられましたが、2019年、台風19号により生産者が大きな被害を受けた様子を目にして「いま行動しなければ」と決意し、翌年、「食べることが社会貢献に。」をコンセプトとする農家支援キッチンカー“eat for”を起業されたのです。
現在、東京を中心に、自然災害等で市場に出荷できなくなった規格外野菜等を使ったメニューを提供されています(出店スケジュール、メニュー等は添付を参照)。一食につき5円のほか、車体広告の掲載料が生産者に寄付されています。… 続きを読む

「中食」(なかしょく)とは、レストラン等へ出掛けて食事をする「外食」と、家庭内で手づくり料理を食べる「内食」の中間にあるもので、デパ地下の総菜、テイクアウト、ケータリングサービスの調理食品等を指します。
リンク先のグラフは、中食を含む外食産業の市場規模の長期的な推移を示したものです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2023/07/270_gaishoku.pdf
これによると、(狭義の)外食の市場規模は1990年代半ばまで成長が続き、バブル崩壊やリーマンショックの影響により横ばいで推移した後、2010年代に入ってからは再び成長していましたが、2020年以降、新型コロナウィルスの感染拡大により大きく落ち込みました。関係する事業者の方々のご苦労は並々ならぬものでした。
これに対して料理品小売業(テイクアウト等を含む、いわゆる中食)は、過去はほぼ外食と同様の動きを示していたものの、新型コロナウィルスの感染拡大があった2020年以降も大きな落ち込みは見られません。… 続きを読む
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.270◇
2023年7月2日(日)[和暦 皐月十五日]… 続きを読む
暑い日が続きます。夏空を衝くアメリカノウゼンカズラの赤い花が鮮やかです。
2023年7月1日(土)の午後は、東京・世田谷区経堂のCSまちデザインへ。
市民講座「食と農の『今』と『未来』」第3回は「ひととむらの物語・記録映画『出稼ぎの時代から』上映会&トークショー」です。… 続きを読む
2023年6月27日(火)も蒸し暑い一日。午後から麹町へ。
人通りの多いオフィスビル前の空地に、一台のキッチンカーが停まっています。
「食べることが、社会貢献に。」「Save the farm」等の幟。… 続きを読む

−辻 信一『ナマケモノ教授のムダのてつがく-「役に立つ」を超える生き方とは』(2023/1、さくら舎)−
https://namakemono.shop-pro.jp/?pid=171926845
著者は1952年東京生まれの文化人類学者、NGO「ナマケモノ倶楽部」代表、明治学院大学名誉教授。インドのサティシュ・クマールの思想や南米の民話「ハチドリのひとしずく」を日本に紹介した方としても著名です。
本書で著者は、コロナ禍のなか「不要不急を避けよ」と叫ばれるなど、ムダに対する風当たりが強まり、ムダが忌避・敵視されることで、世の中はずいぶんと生きづらくなっているのではないかと警鐘を鳴らしています。… 続きを読む
髙坂 勝(こうさか・まさる)さんは、1970年神奈川・横須賀市生まれの横浜市育ち。30歳の時に大手百貨店を退職して国内外をめぐった後、社会的な活動を本格化されていきます。… 続きを読む
内閣府は、新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関するインターネット調査を定期的に行っています。
リンク先の図269は、本調査における東京圏在住者の地方移住への関心の推移を示したものです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2023/06/269_iju.pdf
これによると、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2020年5月の段階では、東京圏在住者(全年齢)のうち地方移住に関心のある人は30.2%でした。この割合はコロナ禍の下で徐々に増加し、2023年3月調査では35.1%(強い関心がある4.5%、関心がある9.7%、やや関心がある21.0%)となっています。
これを20歳代についてみると、地方移住に関心のある人は2020年5月時点で39.2%と全年齢平均より9ポイント高く、コロナ禍の下で平均を上回って上昇し、2023年3月時点では44.8%(強い関心がある7.1%、関心がある13.5%、やや関心がある24.3%)と、平均を10ポイント近く上回っています。… 続きを読む
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.269◇
2023年6月18日(日)[和暦 皐月朔日]… 続きを読む
2023年6月24日(土)。梅雨時らしく蒸し暑い日が続きますが、この日は雨にはならないとの予報。鎌倉へ日帰りぶらり散歩へ。
昨年のNHK大河ドラマ(今年のは私には今イチだな~)で鎌倉初期の凄惨な歴史を知り、史跡巡りをしたいと思い続けていたところ、コロナ禍も収まり、ようやく1年ぶりに念願が叶いました。

お昼前の江ノ電藤沢駅は混雑。
それでもGWの時のニュース映像のように恐れていたほどではありません。聖地巡りらしい女子高校生達も(鎌倉高校前で降りていきました)。
和田塚駅で下車。南へ徒歩数分、住宅地のなかの一段高くなっている一画が… 続きを読む

−島村菜津『シチリアの奇跡−マフィアからエシカルへ』(2022/12、新潮新書)−
https://www.shinchosha.co.jp/book/610978/
著者は1963年長崎生まれ、福岡育ちのノンフィクション作家。イタリアのスローフード運動を紹介した『スローフードな人生!』(2000年)は大きな話題となり、私自身も当時、大いに触発されたことを覚えています。
その著者が10年以上にわたって取材を続けてきたのがイタリアのシチリア島。シチリア島と言えば映画『ゴッドファーザー』で描かれているように、マフィアの本場というイメージがあります。
本書でもマフィアによる凶悪な事件の数々が描かれています。… 続きを読む