生産者はじめ敬愛する方々のご著書として、以下を紹介させて頂きました(敬称略)。
山下惣一『百姓の遺言』【275】、菅野芳秀『七転八倒百姓記』【258】、後藤静彦『ヒヨコに賭ける熱き思い』【259】、梅原 彰『農業は生き方です』【276】、松尾康範『居酒屋おやじがタイで平和を考える』【260】。
また、白川真澄『脱成長のポスト資本主義』【267】、島村菜津『シチリアの奇跡』【268】、井出留美『あるものでまかなう生活』【277】も紹介させて頂きました
社会経済、あるいは文明といった広い視点から食や農に言及したものとしては、宮台真司『日本の難点』【264】、福岡伸一・伊藤亜紗・藤原辰史『ポストコロナの生命哲学』【272】、辻 信一『ナマケモノ教授のムダのてつがく』【269】、富山和子『水の文化史−4つの川の物語』【271】を紹介しました。
高島善哉『アダム・スミス』【281】は1960年代の著書ながら、多くの示唆がありました。
世界的な食料問題等の関連では、阮 蔚『世界食料危機』【273】、堤 未果『ルポ 食が壊れる』【270】、ジェシカ・ファンゾ『食卓から地球を変える』【262】、自然栽培協会『農業と食の選択が未来を変える』【278】。
さらに、谷口信和ほか『食料安保とみどり戦略を組み込んだ基本法改正へ』【263】、谷口吉光編著『有機農業はこうして広がった』【266】、桐村里紗『腸と森の「土」を育てる』【265】も紹介しました。
徳冨健次郎『みみずのたはこと』【274】は、東京近郊農村地域の急激な変貌の様子のルポルタージュ。関 礼子編『福島からの手紙』【280】は、震災・原発事故から12年目の避難者の方たちの手記集です。
文芸書は、徳冨の他は田口幹人『まちの本屋』【261】、向田邦子『父の詫び状』【279】の2冊にとどまりました。明年は、食や農を考えるヒントとなる小説等ももっと読んでいこうと思っています。
出典:
F.M.Letter-フード・マイレージ資料室 通信-pray for peace.
No.282、2023年12月27日(水)[和暦 霜月十五日]
https://www.mag2.com/m/0001579997.html
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